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“ポルコ ロッソ”

今年に入って2回目のブログでございます。間があいてしまいました。

さてさて、突然ではありますがスタジオジブリの作品の中で皆さんは何が一番好きでしょうか?
やっぱり「となりのトトロ」かな? 「ラピュタ」かな? 「風の谷のナウシカ」でしょうか?

わたしの一番好きなのは「紅の豚」であります。そうです、豚が飛行艇を操る話です。内容的には小さな子供達の胸がときめくものは何もありません。強いて言えば宮崎監督が大人の為に作ったアニメと思っています。
この作品、結構賛否両論がはっきり分かれるのですが、とにかくわたしは好きです。

なぜ紅の豚が好きかと言うと、今の時代には殆ど聞かれなくなった「男のかっこよさ」や「男らしさ」がここには描かれているからです。「本当の自由」がこの作品にはあるからです。
そして、根底にあるものは間違いなく「反戦」です。主人公は目の前で仲間がたくさん死んでいった事で“戦争はなんて愚かしく虚しい行為か”と悟ります。そして「本当の自由」を手に入れようと、国も民族も背負わない飛行機乗りになる物語です。作品の中では悟ったことで人間から豚に変わってしまうと言う比喩的な違いを取り入れています。

この紅の豚を取り上げた理由は、この作品の設定が1929年「大恐慌」の後(1931年)の話であり、国民生活が破綻し混沌とした時代が背景にあるからです。
今の時代にとても似ています。
1929年の大恐慌を救ったのはルーズベルトの「ニューディール政策」と思われているかもしれませんが実は違います。この政策だけでは恐慌から脱出できなかったのです。その後に起きた世界大戦の特需が恐慌を救ったのです。

昨日、アメリカ第44代大統領にバラク オバマ氏が就任しました。この期に及んで戦争はしないでしょうが、せめても就任演説の中でイスラエルのガザ進攻を言及して欲しかったと思います。この点では歴代の大統領と同じで中東和平は期待はできないでしょう。

最後に、たかがアニメの世界ですが、世界恐慌の後の混沌とした時代にありながらも豊かに生きようとする人間性を見事に表現しているこの作品を、たくさんの人たちに見てもらいたいと思います。
そして、宮崎駿監督にはいつまでも作品を作り続けて欲しいと思います。

ポルコ ロッソのいつ聞いてもかっこいい台詞です
 
「飛ばねえ豚は唯の豚だ!!」
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“Music of the Heart”

久しぶりに素敵な映画を見た。
「Music of the Heart」 と言う映画。2000年に日本で公開されたが、この時見逃してしまった映画だった。ちなみに、原作は実際にあったお話が元になっている。

あらすじは、
主人公はロベルト・ガスパーリ(バツイチ・2人の子持ち)。
夫と別れた後、再出発をする為に実家に帰ってくる。ひょんな事からイーストハーレム(常に死と隣り合わせの物騒な地区)にある小学校の臨時教師になる。教科は音楽。小さい頃からやっていたバイオリンをイーストハーレムの子供達に教え始めた。
最下層レベルの子供達にバイオリンは無い。主人公がギリシャで調達した50挺のバイオリンを貸し出して始めた教科は、さまざまな紆余曲折を経て10年以上続く人気のクラスとなる。
ロベルタの信念は「人種も境遇も関係ない、全ての子供達にバイオリンが上手くなる可能性はある。」っと言い続ける。
その代わり練習は非常に厳しい。
「そんな音を出していたら、聞いている人たちは“ゲロ”を吐くわよ。常に練習しなさい。練習あるのみ」
と言う具合。

10年目の年にニューヨーク市は予算がない事を理由にロベルタを解任する決定を下す。市に抗議するために「救済コンサート」を計画する。これをメディアが取り上げた事で一気に輪が広がり、超一流ミュージシャン【アイザック・スターン(2001年没)、イツァーク・パールマン(シンドラーのリストにも出演)、マーク・オコーナー(カントリー・ジャズ何でもこなす人)、アーノルド・スタインハート(この映画で重要な役割)、五嶋みどり(実際のステージで参加)】も参加するカーネギーホールでのコンサート(クライマックス)に発展していく。
・・・・・・・・・・・・・
この後はDVDでお楽しみください。

とにかく凄いのは、これは実話であると言う事。犯罪に手を染める確立の高い地域の子供達を、音楽で救う事ができる。だからこそたくさんの人たちが共鳴し手をさしのべたのだと思う。
先日、マウイママの教室のコンサートがあった。かなりお年を召してから始められた方もおり、発表する曲でも「つっかえつっかえ」弾いていた。でも、皆さんとてもいい顔で、まさに音を楽しんでいる事が伝わって来た。

最後に「Music of the Heart」でわたしが一番印象に残ったシーンを紹介して終わる。
あれだけ技術的な練習が重要であると口うるさく言っていたロベルタが、カーネギーホール開演の5分前、生徒みんなが緊張している前で言った言葉。
「いい、音楽はここで(胸にてを当てて)弾くのよ」

自分も小さい頃から習っていたギターが弾きたくなってきた。
又、始めるかな~
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kiwipapa

Author:kiwipapa
皆さん、ようこそいらっしゃいました。
ゴールデンレトリーバーのマウイ&キィウィの事、世の中の事、・・・・・など書いているパパブログです。
ネパール語で「ゆっくり・ゆっくり」と言う意味のビスターリ・ビスターリの通り、ゆっくりいきますね~

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