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“PENTAX 単焦点レンズ”

今週は仕事で週末が無くなったので、過去の写真から単焦点レンズの写真をアップします。

「単焦点レンズ」と言うと、一般的なコンデジ(コンパクトデジカメ)を使っている方、或いはデジイチでレンズキットしか使った事のない方などは “????” と思われるでしょう。

単焦点レンズとは何ぞや?と言うと、焦点距離が一つに決まっているレンズのことを言います。25~30年位前まではこれが当たりまえだったのですが、コンパクトカメラにズーム機能が付いた頃から廃れてきてしまいました。(もう一つはミノルタのαシリーズの出現も大きいですが)
一方、ズームレンズとは何ぞや?と言う疑問が出てきます。
ズームレンズは単焦点レンズの集合体と思えば簡単です。焦点距離を自由に(レンズの焦点距離の範囲内で:例えば28mm~75mmとか)設定できるレンズのことです。

もっと分かりやすく言うと、単焦点レンズでズームと同じことをやろうと思えば、カメラを持って前に後ろにと自分から動かなくてはなりません。ズームレンズだったら同じ場所に止まって同じことができます。

次にこんな疑問が浮かぶでしょう。
「こんな廃れた単焦点レンズを何で使うの?」

はい、そうなんです。こんな不便なレンズをなして使うか?一眼レフのレンズを例にとって説明します(コンデジはあまり画像云々を気にしないので)。
しかし、この答えを導き出すのに 「良いレンズとは何か?」 と言う説明が必要です。

「良いレンズ」の条件はたくさんありますが、説明すると膨大な行数になるので簡単に言うと、
「人間の目で見た通りに写真に写すことのできるレンズ」
と言う事になります。

実は、これが非常に難しいのです。カメラレンズは、筐体(筒状)の中に何枚ものレンズが組み合わせて作られており、入ってきた光(映像)を屈折させてフィルム(デジタルの場合はCCD)に焼き付けます。
この時、写された写真には必ず歪み(収差と言います)が出てきます。(真っ直ぐな柱が歪曲していたりなどです)

単純に言うと、ズームレンズは焦点距離を自由に設定できるのですが、ズーム自体無理がある設計なので収差は大きくなります。
一方、単焦点レンズは設計上無理をしていない分収差が少なくて済みます。(まったく無いわけではありあません)
もう一つ、メリットがあります。
カメラには開放F値と言うのがあります。
F値とは絞りの単位なのですが、一般的に明るいレンズと言う認識でまかり通っています。(詳しく説明すると違うのですが、ここでは省略させてもらいます)
この開放F値が明るいものが、単焦点レンズには多いのです。
F値が明るいとシャッタースピードが稼げたりするのですが、難しい話はここではやめます。

結論は、不便な分メリットも大きいので使っています。

この下の3枚の写真はPENTAX DA 35mm Limited Macro(単焦点レンズ)で撮った写真です。
開放F値は2.8になります。

IMGP1182.jpg

このレンズはマクロなので3cmまで近寄って撮る事ができます。

IMGP1185.jpg

こんな風に、後ろをかなりぼかして写すこともできます。開放F値が明るいと、ぼかす技術が使えます。

IMGP2133.jpg


次は、PENTAX DA 21mm Limited(単焦点レンズ)で写した写真です。
3日前のブログでアップした写真もこのレンズです。
35mmに比べて広角になります。(広い範囲を写せます)

パルコ前の洒落たお店の写真なのですが、正反対の方向から写してみました。
怪しまれるので「パッ」・「サッ」っといい加減に撮って来た割りにブレていません。
ズームレンズだとブレている可能性が高い状況での写真です。


IMGP2325.jpg


IMGP2326.jpg

ご覧の通り、自分で近寄ったり離れたりして写しています。
これがもう一つのメリットで、写真がうまくなる近道でもあります。
頭の中にレンズの画角を想像して額縁を作ります。そこに、どうやって綺麗に格好よく映像を映すかを考えて撮ることによって写真の技術が向上すると言う物です。

デジイチでズームレンズを使われている方は、ズームを35mm付近で固定(動かさずに)して撮る事を心がければうまくなると言われています。
ぜひ、実践してみてください。

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理屈が好き

いつも素敵な写真を楽しみに拝見しています。

長文で失礼します。

私は撮る才能はないのですが理屈がすきで中学生(何年前?)は写真部の部長をしたこともありました。
単焦点レンズはレンズ枚数(何群何枚と表記されます)が少ないので明るいレンズにしやすい。ガラスに光が入ると全てが通り抜けることは出来ない(必ず反射してしまう光があるから)ので、通り抜ける回数が増えるほど逃げる光も多くなり結果暗くなる。
大きなレンズを作ると沢山の光を集められるが、レンズが大きくなるとレンズの歪みが多くなり画像に歪みや流れになって出てしまう。また、光はレンズの出入りの祭にプリズムで7色に分解する実験のごとく光の波長によって異なる屈折をする。それを凹レンズ凸レンズの組み合わせをもって最終的にフィルム(今はCCD)に全てを焦点させるんですよね。でないと自然の色にならないから。
ズームレンズは機能上沢山のレンズを必要とします。結果重くなり、暗くなり、歪みやすく、自然な色が出にくくなります。便利さ以外のメリットは何もありません。でもシャッターチャンスをものにできる可能性がズームはすごく有利なんですね。それがメリット。

私の勉強したころは良いズームレンズはピントを一度合わせるとズームしてもピントがずれてはいけない。と、それが一流のレンズだと教わりました。いまのはみんなピントずれるよね(笑)でもピント自動調整だから気付かない。

美しい写真を撮れる人はうらやましいです。わたしにはその才能が無かったのです。

ホーリー先生へ

さすがですね~、私が説明したかったことを全て説明してくれています。v-411
あまり難しいことを書いても、読まれている皆さんが理解してくれるか自信がなかったので簡単に書きました。
単焦点レンズとズームレンズのメリット・デメリットは、先生が書かれた通りです。
先生が中学校のときに写真部の部長していたこともビックリです。丁度そのころからズームレンズって出てきましたよね。ピントの話もまったくその通り(笑)で、自動ピントなので実際ジャスピンではないんです。気が付いていないって良い表現です。

私も理屈が好きで理屈から入ります。ズームレンズしか使っていなかった頃は単焦点レンズに見向きもしなかったのですが、理屈を覚えたために今は単焦点レンズの所有の方が多いです。(笑)
先生も写真やりましょうよ。私も絵心はないんですが、カメラがデジタル化された今は何枚も写すことができますから、現像代を気にしなくて撮りまくれます。
私の考えは 「下手な鉄砲数打ちゃ当る」 です。 
林道を走っていて綺麗な景色に出会ったら一枚写すなんていうのは良いじゃないですか。
先生の古巣の会社からも安くて良いカメラが出てますよ。(笑)


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Author:kiwipapa
皆さん、ようこそいらっしゃいました。
ゴールデンレトリーバーのマウイ&キィウィの事、世の中の事、・・・・・など書いているパパブログです。
ネパール語で「ゆっくり・ゆっくり」と言う意味のビスターリ・ビスターリの通り、ゆっくりいきますね~

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