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“密約”

先日、イランの民主運動家で弁護士のシーリーン・エバーディーと言う方のノーベル平和賞が、イラン国家に押収されると言うニュースを見ました。
反政府デモを政府が弾圧したことに対して、政府を批判をしたのが理由と言われています。
国家が個人に与えられた賞を押収すると言う「前代未聞」のニュースでしたが、一方で「あ~、なるほど」と思う部分もありました。
それは、ノーベル平和賞に特徴があるからです。

皆さんがよく耳にするノーベル賞は、「物理学賞」「化学賞」「経済学賞」「生理学・医学賞」「文学賞」「平和賞」に分かれています。もともと、ダイナマイトを発明した“アルフレッド・ノーベル”の遺言に基づいてスウェーデンの科学アカデミー・大学などが選考し受賞者を選びます。
但し、「平和賞」だけは、隣国のノルウェーのノルウェーノーベル委員会が選考し受賞者・受賞団体(平和賞だけは唯一団体が受賞できる)を選びます。
なぜ、ノルウェーなのかと言うと、19世紀にスカンジナビア連合の中で、スウェーデンとノルウェーの衝突が激しくなりノルウェーの独立に伴っていがみ合いが続いていました。これを危惧したノーベルが両国との平和を祈って設立したのが「平和賞」であり、受賞選考を行う国をノルウェーにした過去があります。

一般的に平和賞と言うといかにもクリーンなイメージがあるのですが、実は「ノーベル平和賞だけは政治色が極めて強い」と言われています。
それは、ノルウェーが安全保障の後ろ盾としてイギリスを信頼していた事、イギリスの次にアメリカを中心としたNATOに第二次世界大戦後いち早く加盟した事を見れば分かります。
つまり、東西冷戦時に西側の思惑でノーベル平和賞を選考していたと言われても致し方ない部分もあります。

一例として、佐藤栄作が受賞した1974年の前後を見ると、
1972年「沖縄返還」
1975年「アメリカ軍のヴェトナムからの撤収」
アメリカが泥沼化したヴェトナム戦争から脱して、平和路線・対話路線に転換していると言うイメージを与える為にも佐藤栄作のノーベル平和賞受賞は重要だったと考えられます。
しかし、その裏では何が起こっていたか?本日の新聞記事に載っている「核持込の密約」がこの時あったと書かれています。
アメリカや西側諸国の思惑で受賞者が決まる「ノーベル平和賞」と言うイメージを、東側諸国(旧共産圏の国)の国々はどこかで持っていたかもしれません。

今年のオバマ大統領へのノーベル平和賞受賞も、北朝鮮の6カ国協議への復帰を促して朝鮮半島の非核化を推し進める為の意図があったと思われます。

では、今回のシーリーン・エバーディー氏の受賞の2003年の背景は何があったか?
イランは、1990年代にプルトニウムの少量抽出に成功しています。要するに核保有国になるのは時間の問題であるといわれていました。
2003年にはIAEA定例理事会において、イランに対する非難決議案を全会一致で採択しています。
こんな時の受賞ですから、いかに政治色が強いかがお分かりいただけたと思います。


私は天邪鬼かもしれませんが、報道の裏側に何が隠れているかを見たいと思います。
特に、キー局のニュースがほぼ横一列で同じ事を報道しているときは、疑ってかかっています。

本日は以上ですが、上記内容はあくまでも個人の考えで書いております。


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